2017年06月11日

初見の男性にこそキンプラを見てほしい ≪KING OF PRISM -PRIDE the HERO-≫


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6/10公開『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』をさっそく見てきました。初日だし混むかな、女性陣が満員の中にもぐりこむのはいささか気が引けるな、とかいろいろ考えたのですが、我慢できずに見に行くことに。夜しか時間が取れず、TOKYO MXで19時から前作キンプリ特番を放映しているのと被るから見れないなぁと悩んでいたところ、映画館近くのネカフェで見てそのまま映画館へというウルトラCを思いつき実行しました。人間、真剣に悩むべき問題に直面すると脳が活性化しますね。

ネカフェの個室でヘッドホン装着し、キンプリを視聴。うわああ、これこれ、これだよ、となんか孤独のグルメみたいなことつぶやきながら大興奮で、ネカフェを後にし映画館に向かいます。事実上の2作品連続上映会です。しかも、キンプリをこの特番で初めてみた友人が「これ続き見たい。いますぐ」と言って映画館に来たので合流。フットワークが軽い、いやキンプリが彼のフットワークを軽くしたんでしょう。プリズムのかがやきにいざなわれた30代男性2人が目をキラキラさせながら、土曜夜の川崎シネチッタに降り立ちました。



何を言ってもネタバレになりますし、何よりできるだけ新鮮な気持ちで見てほしいので、少しでも気になった方はすぐにでも映画館に足を運んでほしいです。プリティーリズムなどの設定を使ったファンに嬉しいところが多く、逆に新参者に厳しいとも言われていますが、自分はそんなに感じませんでした。自分は前作キンプリとレインボーライブだけしか知らないので、オーロラドリーム・ディアマイフューチャー(やその他)に関わる部分は気が付けなかったと思うのですが、それはそれで楽しめました。そこの関連性を知らないと楽しめないシーンはほとんどないように思えます。歌とダンスの圧倒的なスピード感があるので、そんなの考えている暇ないからです。おそらくレインボーライブ繋がりネタもせいぜい半分しか拾いきれてないでしょう。関連ネタ拾いは、この作品の本質ではないと思います。

それより圧倒的な映像美、キャラクターたちのプリズムのきらめきがスゴイんです。正直、前作をこの点で超えるのは難しい、似たような感じだとファーストインパクトは超えられないだろうと心配していたのですが、全然そんなことなかったです。当たり前のように100倍くらいにパワーアップしてました。


 ≪ここがこうスゴイ!みたいな文章を10行くらい書いてからさすがにネタバレが過ぎるなと消しました≫


とにかく多くの人に見てほしい作品です。女性向け扱いされていますが、男性もかなり楽しめます。男キャラしかいないのがやだ?大丈夫です、性別とかあんまり気にならなくなります!!みんなかっこいいしかわいいんです。 アイドルライブとか軟派なのは嫌い?大丈夫です、すんごいバトルシーンがあります!!バトルシーンだけ抜き出してPS4の最新ゲームって言っても通用します。 女性ばかりの中に混ざるのが恥ずかしい?大丈夫です、前作のヒットを受けて、上映館、回数もかなり増えています!! 特に応援上映や舞台挨拶回にコアな女性ファンが集中するので、通常上映だと男が紛れても不自然じゃありません。実際私が見た回も1割ちかくは男性でした。

キャラが男性ばかりで女性向けだから見ないってのは、もったいないです。この表現あまり好きじゃないのですが、キンプラなら言える!

 キンプラみないと人生損してる!!!


この映像を浴びる体験は、少なくともアニメ見てる人間だったら絶対に得るものがあります。是非、ネタバレされない熱いうちに、キンプラ味わってください。



posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

【漫画感想】ハレ婚。12巻(NON)



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一夫多妻が許された町という設定のセクシーラブストーリー『ハレ婚。』の12巻が発売されました。いままでは龍之介に嫁いだ3人の女性を中心に描かれてきましたが、女子高生うららの登場で、雰囲気がガラッとかわりました。セクシーな描写が売りの作品でしたが、うららはとてもピュア。うららには好きな人が居ますが、既婚者です。一夫多妻は許されていても、許されてない恋もある。道ならぬ恋と少女という、新しいテーマが提示され、物語がキュッと引き締まりました。

NONさんの非常に繊細でセクシーな作画ができる漫画家なので、そこにクローズアップされた作品が多いです。しかし今回は、うらら編で新しい一面を見た気がします。もちろんこの作画は魅力的なので、セクシーな展開も維持しつつ、様々な展開で魅せてくれることを期待しています。




posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】ポプテピピック SECOND SEASON (大川ぶくぶ)



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竹書房が生んだ核弾頭『ポプテピピックSECOND SEASON が発売されました。まんがライフWINに連載していた(一応終了の体をとっている)ポプテピピック SECOND SEASON をまとめた単行本です。衝撃の開幕、☆色ガールドロップもフルカラー収録されています。ちゃんとページめくったらあれが居てびっくりしたと同時に「これちゃんと単行本化されたときのページ数計算して描いてるんだな」とどうでもよいところで感心してしまいました。

流行りネタとメタと暴力と意味不明が余すところなく詰まっていて、全方位にケンカ売ってる内容となっております。人のふんどしでなんとやらとはこのことですが、面白いので許されるのか!?こんな漫画を面白く感じてしまう自分が悔しいです。個人的に好きなのは、「がんばるぞい」を無断使用しているやつを芳文社にチクる話です。ゲーム好きとしては、昔のスパロボ(たぶんF)の挙動を再現しただけの話着地をステップ射撃でずらす話レゲエファンがタオルを回転させながらシューティングゲームの自機になる話なんかも気に入っています。あと、何の説明もなく2人がブラシツールになる話なんかもあります。何を書いてるのかわからないと思いますが、全部ポプテピピック SECOND SEASON に収録されている話です。気になる人は買って読んでください。

まんがライフWIN連載時は、少しづつ更新されていたので休憩気分で1,2本読んでクスっと笑ったものですが、こうやってまとめて読んでみると、狂ってる、という感想しか生まれません。しかし、話題になっている流行りネタは確実に抑えていますし、先方が本気で怒るような茶化し方はしていないので、大川先生、実はべらぼうに頭がよくて綿密に計算されて描かれているのでは!?もしくはべらぼうに狂っているのでは!?というあまり真剣に悩みたくない二択で悩まされます。ちょっと考えさせる話から本当に意味のない勢いだけの話までいろいろあるので続けて読んでいても疲れないのが意外です。いろんな系統の話がミルフィーユのように重なり合っていて、飽きさせない工夫がされています。これも計算されているような気がして大川先生のことが恐ろしく思えてきます。

連載はいったん終了していますが、おそらくまた復活するでしょう。いつまでこの作風を押し通すのか、ネタは枯渇しないのか、どこかに訴えられたえられたりしないのか、ドキドキしながら
Third Seasonを待ちたいと思います。







posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】1日外出録ハンチョウ(福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也 )



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中間管理録トネガワ』の大ヒットをうけて生まれたカイジスピンオフ第2弾。ヤンマガ連載の『1日外出録ハンチョウ』の1巻が発売されました。

ネーム形式で原作を担当しているのはトネガワと同じ萩原天晴、作画はトネガワと別のお二人です。それでも作画クオリティがすごい高い。というかトネガワと同じお二人だと思ってました。元アシスタントとか関係者なんですかね?

トネガワは会長という上司の無茶ぶりや部下の扱いに困るなど、会社組織あるあるネタがメインになっています。一方、ハンチョウはグルメネタです。1日外出という限られた時間でハンチョウは何を食べるのか。上司や部下の顔色を窺いながら仕事をしているトネガワとは対比的に、ハンチョウはとても自由に行動します。昼間からビールを飲みたいけど飲めないサラリーマンを肴に、大生をお代わりするハンチョウ。古なじみの店主の心遣いに感謝しグルなび採点、近所のお祭りに参加し差し入れまでします。24時間と限られた時間をゆったり豪快に使い、最後には粛々と黒服の迎えに応じます。借金背負って地下労働してるのになんでこんなに優雅に外出してるんだよ!!とツッコみたくなりますが、それがこの作品の肝でしょう。不自由な男が手に入れる一日だけの自由。その一日をどう過ごすのか、何を食べるのかこそがその人を表現しています。カイジ本編では、カイジたちを搾取し罠に貶める非道な悪役として登場しましたが、こんな人間らしい一面もあったのか、、と思わせてくれます。

1巻収録はほとんど1話完結です。それが最近のグルメマンガのフォーマットにのっていると同時に、一日外出というテーマにぴったしマッチしています。きれいに一話完結するので、雑誌連載時も気軽に読めます。1話完結のギャグ漫画ということで、表現も少し過剰に増されています。ハンチョウが昼からビールをあおるのを見て、自分もビールを注文しようとして止められるサラリーマンの絶望の表現がすごい過剰で笑えます。カイジ本編に登場する死の淵で絶望する人間、あれより絶望して震えてます。みんな死にそうな顔してソバすすってます。  他にもローマの休日を見る石和の異常に穏やかな目など、絵で笑わせにきてるところが多いです。

登場キャラクターもみんな人間らしくコミカルで笑わせてくれます。厳しく監視するつもりが気が付けば一緒に豪遊してしまう黒服宮本、ハンチョウと舌が合う名も知らぬ男、ハンチョウになついている側近沼川などなど。個人的に好きなのは6話です。ハンチョウはだれかと一緒に行動する時も、外出行動の主導権を握っているんですが、この話だけはどうにも主導権を握れず、名も知らぬ男に翻弄されてしまいます。そして最後のオチ。ちょっと不思議な話を思わせるあの流れから本当にくっだらない(ほめ言葉)オチが、この作品をグルメマンガというよりギャグマンガたらしめている一番のエッセンスだと思います。福本先生もこういう時事ネタやギャグを使うことがあるので、ネタのチョイスまで似せているところが天晴です(←ここもギャグです。特別読み切りの1日個室録ヌマカワで、カラオケ出てくるのも、「福本先生なんかJ-popネタ好きだよなぁ」とか思いながら読みました。








posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】中間管理録トネガワ5巻(福本伸行・萩原天晴・三好智樹・橋本智広)


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福本先生の出世作カイジの悪魔的スピンオフ『中間管理録トネガワ』の5巻が発売されました。月刊ヤングマガジンに連載されていますが、ヤンマガ本誌やヤンマガサードなどにも頻繁に出張し、12月発売の4巻から半年で刊行です。このマンガがすごい2017にも選ばれており、いまノリに乗っている作品です。

 ◆収録エピソード
 ・黒服の人事異動
 ・利根川と黒崎
 ・女性黒服
 ・利根川にコミットする黒服
 ・太鼓持ち
 ・帝愛ツイッターの中の人
 ・プッチンプリン
 ・トネガワvsハンチョウ

4巻では数話にまたがる中編のエピソードもありましたが、5巻は1話か2話完結のエピソードに戻りました。そしてどれもキレッキレ、珠玉のエピソードばかりです。人事異動や女性社員、上司の太鼓持ちなど会社組織あるあるネタなのですが、福本先生の作り上げたキャラクターやフォーマットに当てはめると、面白くなってしまう。作画やネームの持つ底力を感じます。


体育会系の堂下、太鼓持ちの八乙女、まさかの妹萌えだった左衛門など、いままで区別がつかないとネタにされていた黒服にも豊かな個性が生まれ、キャラ立ちしてきました。区別できないネタで引っ張るのはこれ以上限界だと感じたんでしょうね。新キャラの顔も差別化され、見分けがつきやすいようにデザインされている気がします。この5巻で一気に黒服に愛着わきましたね!今後は黒服の個性をいかした話が多そうで楽しみです。黒服の恋話とか、休日何してるのとか、そういう話が読みたい! 派遣の津久井なんかはまだ数コマしか登場しておらず、これからどういった話に登場するのか楽しみです。

恒例の書き下ろしでは、『1日外出録ハンチョウ』同時刊行を記念したトネガワvsハンチョウを収録。トネガワとハンチョーが出会うとき、どんな反応が起こるのか必見です。





◆余談というか妄想
現在、近代麻雀連載中のアカギで、ワシズ様が一人一人の黒服の名前をしっかり覚えていたという心温まるエピソードがありましたが、トネガワの黒服差別化もこれがオーバーラップしてる気がします。そのうち、黒服だけで4コマ漫画とか黒服スピンオフ作れそうですね。





posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする