2015年08月14日

【漫画感想】恋と軍艦 8巻(西 炯子)


  恋と軍艦(8)<完> (講談社コミックスなかよし)

なかよしで連載されていた「恋と軍艦」の最終巻が発売されました。

主人公香菜と若き町長を中心とした様々な恋愛模様。
年齢、性別、立場を越えていろいろな感情が渦巻きます。
恋愛模様だけでなく
小さい島という地域での政治、異性愛と同性愛、など
とてもティーン向けとは思えないほど多くの要素を取り入れた作品です。
でもわかりにくいほど複雑にはならず
要点を押さえたシンプルな描写や
主人公香菜の人物設計など、
わかりやすくなるように心がけて作られています。

最終巻、8巻では
いままでも何度も自分の恋心に気付かず
その正体に悩んできた香菜がついに自覚します。
そのあたりの心情描写や、
的確に導いてくれる大人の立ち位置が素晴らしいです!!

後日談を描いた【アナザー】も収録されており
香菜たちが生きていく道をすっきり読者に示してくれています。
変にほのめかす表現に飽きているので、
ド直球な回答には感動しました。


大人も楽しめると同時に、
小学生くらいのお子さんに是非読んでほしい作品です。
こういう素晴らしい漫画で、恋を成長を学んでほしいですね。


posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする