2016年02月04日

【漫画感想】背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜 3巻(横田卓馬)



背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜 3 (ジャンプコミックス)




ジャンプにて大好評連載中『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
の最新3巻が発売されました。

 ■参考:2巻感想記事
 【http://0o0o0o0o0o.seesaa.net/article/430688312.html


初めての大会を経て、絆を深めた二人が
次にダンスを披露するのは文化祭。
偶然にも苦い思い出のある人物と再会し
トラウマを乗り越えられた主人公つっちー。
そして同様の悩みを抱える亘理さん。
2人はダンスの楽しさを伝えることができるのか、、、。
そして舞台は再び大会へ。


本作は、とてもジャンプらしい、
それでいて新しいスポーツものに仕上がっていると思います。
「まるでスポーツものみたいだ!」と冗談めかす台詞があります。
言い得て妙です。
たしかに競技ダンスはスポーツであり、スポーツでないような不思議な競技です。
スポーツものという漫画ジャンルが有しているメリットを最大限に表現し
デメリットをうまく乗り越えるのに、競技ダンスが効果的につかわれていると感じます。

球技のように点数で勝負するスポーツは分かりやすさ、表現の簡易さで
とても漫画に適しています。
審査員が評価する芸術点で勝負が決まるスポーツは
少年漫画で取り扱うには難しいテーマです。
その芸術点の理由を絵や台詞の理屈で
読者に説明せねばならないからです。
(ある意味、料理バトル漫画と同じだったりします)

本作では、
ダンスの凄さを横田先生の画力で表現するという
読者との真っ向勝負で挑み、それを勝ち得ていると言えましょう。
土井垣や今回登場する新キャラたちなど、
「キャラが濃い人はダンスも凄い」という暗黙の了解を
読者に植え込むテクニックも巧妙に使われています。
文化祭の軽音楽部や主要キャラの友人、教師など
脇を固めるキャラクター造形もしっかりしており
この作品世界を構成する大事な要素になっています。

スポーツものとしても熱く楽しめますし、
ラブコメ的な要素もあり、誰でも楽しめるように工夫されています。
多くの人に読んでほしい一冊です。

posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】トモちゃんは女の子! 2巻(柳田史太)



トモちゃんは女の子! 2 (星海社COMICS)



素直になれないボーイッシュな女の子が好きな方必見!
『トモちゃんは女の子!』の最新刊が発売されました。

今回収録エピソードは
●みすずと淳一郎の過去
●キャロルの相談
●カラオケ
です。

1巻後半に新しく登場したキャロルが
トモやみすずたちに絡みだすのが面白いですね。
トモ(体育会系)・みすず(毒舌)・キャロル(天然)と
綺麗にキャラが別れているのに、
テンポよく気持ちいいやり取りが多いです。
個人的にはみすずと淳一郎の距離感が堪らなく好きです。
2人の過去エピソードは意外とさっぱり終わったので
逆に今後が楽しみだったりします。

構図や会話もシンプルながら
楽しく読めるようになっていて
誰にでも勧められる一冊です。


posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする