2016年11月09日

【漫画感想】天そぞろ 5巻(北崎拓・あかほり悟)







ますらおの北崎拓とラノベ一時代を築き上げたあかほりさとるが描く
タイムトリップラブロマンスの最高峰『天そぞろ』の最終巻です。

時は4年後、池田屋事件。
桜美人出現との噂を聞きつけて
京都に駆け付けた源吾たちを待ち受けたのは
新選組となった試衛館の近藤勇一同。
果たして予言通り池田屋事件で
最期を迎えてしまうのか。



最終話『"歴史"と"今"』は
北崎先生の過去作『タイムスキップ真央ちゃん
でも示唆された、とてもすがすがしい内容になっております。
私たちにとって歴史とは何なのか、すでに決まっている運命なのか。
改めて、歴史について考えさせられる一冊です。



posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月05日

【漫画感想】群馬アイドル神話 馬セブン(ブーメランパンツ野郎)




群馬アイドル神話 馬セブン (ジャンプコミックス)





 アイドルの卵を求め“群馬"を訪れた小宮は、
 山奥の村で「日本一のアイドルに育てて欲しい」と、
 仮面の人物を託される。だが、仮面の下から現れたのは…!?
 全国震撼・群馬県民困惑のクソ漫画、ついに単行本化!



ジャンプの漫画アプリ「ジャンプ+」で32号から42号まで連載していた
謎のアイドル漫画『群馬アイドル神話 馬セブン』が無事単行本化されました。


まず で か い です。
普通のジャンプコミックスのサイズではなく
四コマ漫画とかの単行本のあのサイズです。

そしてこの表紙、たしかのこの作風で
フルカラーの大きなイラストで目を惹くのは難しいのかもしれませんが
実写のダルマって。しかも作者自腹の馬美ちゃんダルマって。

内容もツッコミどころ満載ですが
誰もツッコまない感じの世界観です。
狂気な画風と狂気の内容がいい感じにマッチして
何が起こってるのか理解するの時間がかかる感じが最高です。
10回くらい繰り返し読んで冷静になると
意外と練られてネーム作られている気がします。
気がするだけかもしれないです。
絵が複雑(穏やかな表現)なので、
展開がシンプルにされており、そぎ落とされたストーリーが楽しめます(多分

絵柄がアレなので、なかなかとっつきにくいですが
2016年現在ジャンプの最先端を感じたい方は
是非ご購入ください。
ジャンプコミックスのくせに大きいので
本屋の棚のどこにあるのか探すところからがこの作品です。

ブーメランパンツ野郎先生の次回作を
割と真面目にご期待しております。

posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】症年症女 2巻(暁月あきら・西尾維新)



症年症女 2 (ジャンプコミックス)



暁月あきら×西尾維新のめだかボックスタッグが贈る
奇病青春物語。

 「十二歳で必ず死ぬ病気」に侵された主人公少年くん。
 この悲劇に見舞われたという個性を確立させるために
 同じ病気の少女ちゃんを殺す計画を立てる。
 立て続けに起こる怪事件の中、
 少年くんは目的を果たすことができるのか。
 そして、この病気を操る×××医師会議とは。




西尾維新原作作品のコミカライズは
数あれど、漫画のために西尾先生本人がネームをおこしているのは
この作品だけです。
他のコミカライズとは違う、漫画ならではの表現も織り込んで制作されており、
新しい表現に積極的にチャレンジしているのが伝わってきます。
幼いころ漫画家を志したこともある西尾先生は
漫画原作に特別な想いがあるのでしょう。
作画の暁月先生を信頼しているのか、
見開きなど絵で見せるシーンも多用されています。

随所に見られる西尾節もまた見どころです。
「十二歳で必ず死ぬ病気」という言葉の意味の裏、
唯一登場していた少年少女の2人以外のキャラクター「毒」
それ以外の医者たちのボスのような雰囲気。

1巻では、2、3巻くらいで終わるような短編ネタだと思っていましたが
これはまだまだ続きそうです。
2人がかかっている奇病はいったいどんな病気で、
周りはどこまで知っているのか、
これから2人に何が起こるのか。
全く予想のつかない物語に、まだまだ興味が尽きません。

posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする