2016年12月03日

【漫画感想】マンガ家 夜食研究所 (村田雄介)





アイシールド21』や『ワンパンマン』の作画担当でおなじみの村田先生の
食事エッセイ漫画『マンガ家夜食研究所』が単行本化されました。

若いころから料理をしていた村田先生が手軽にできる夜食向けの料理を紹介してくれます。餃子の皮を使った一口ピザ、冷凍うどんを使った肉うどんみたなベタな夜食料理から始まって、梅酒ゼリーサンデー、アボガド冷やし中華という変わり種も紹介されます。どれも簡単で試してみたくなる料理ばかりですね。レシピもしっかり載ってるので、いろいろ作ってみようと思います。

そして中盤から、Kくん家で食べさせてもらったサクサク天ぷら、微妙な仲だった祖母のロールキャベツなど村田先生の過去エピソードとともに紹介される食べ物はどこか懐かしさを感じます。村田先生の学生時代、修業時代の思い出も語られ、漫画家の下積み時代エッセイ好きとしてはここらへんのエピソードたまりません。学生時代に好きだった女の子の話とかもっと読みたいです。

他の作品では、外連味溢れる演出や非常国クオリティの高い画力を生かした作風の村田先生。今作では、いい意味で力が抜けていて、村田先生の新たな魅力を見つけたような気がします。普段よりコミカルな表情やコマ割り
が新鮮で驚きました。

夜食なんで腹持ちが良くヘルシーな料理が多いです。もし2巻があるならダイエットによい夜食シリーズとか紹介してほしいですね。食べ物にかかわらず下積み時代のエッセイも読みたいです。






posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】i・ショウジョ+ 10巻 (高山 としのり)


 乃院会長と平副会長の恋物語がついに…!?
 名物脇キャラの冒険も収録!!
 魔法のアプリが願いを叶える、オムニバス形式の美少女iストーリー!



個人的に、ラブコメとハートフル話の組み合わせが大好きなのでオムニバスでこういう雰囲気の作品は大好きです。
本作も、+になってからもう10巻。
キャラの表情とか、衣服や下着の画力など表現が豊かになってきて
ますます魅力的な作品になりました。
いろんなキャラクターのエピソードを積み重ねることで
世界観に厚みが感じられます。

その中でも人気の高い乃院会長と平副会長の関係がついに進展します。
このアプリの使い方がいいですね。ちょとしたミステリー短編みたいで好きです。

今後もさらに魅力的なキャラクターが出てくるでしょう。
オムニバス作品は、世界の広がり方が楽しいので
これからも長く続いてほしい作品です。









posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】ファイアパンチ 3巻(藤本タツキ)







これがジャンプ作品!?
展開予測不能の超異端作品『ファイアパンチ』の最新3巻が発売されました。

 ドマへの復讐を果たすためベヘムドルグへ向かうアグニたち。
 そこにはトガタが仕込んだ凶悪な祝福者が待ち受けていた。
 だが、突如アグニの心を支配したある決意により、トガタの計画は崩れ去り!?



アグニが主人公に戻ってきた!?
トガタにうまいことコントロールされていた2巻からうって変わって
自分の意志をあらわにし、動き出しました。
少年漫画っぽい展開に回帰したようなカタルシスがありますが
2巻の展開からこれ予想できた読者いますか?
今後何が起こるのか、さらにわからなくなってきました。
現在ジャンプ+掲載分ではさらに新キャラも登場し
二転三転しながら、爆走する展開に。

まだまだ明らかにならない世界の謎。
想いを秘めたアグニはこれからどう行動するのか。
まだまだ予測不能の新しいジャンプ作品、ファイアパンチはどこに炸裂するのか、
行く末が楽しみな作品です。













posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】背すじをピン!と 〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜 8巻(横田 卓馬)







 夏の全国大会、スタンダード部門がいよいよ準決勝に突入した。
 二次予選の最中に、勝利への執念から新たなスタイルを編み出した土井垣&綾辻ペア。
 果たして王者・咲本&永島ペアを追い詰めることができるか!?



週刊少年ジャンプで大人気連載中すじピンの新刊8巻は
STEP63「新世代」からSTEP71「その先」まで収録されています。

すじピンは魅力的なところは、キャラクターが生き生きと各自の感情に沿って躍動していることです。
この巻ではそれが今まで以にわかりやすく表現されています。
宮大工の気付き、御木の対抗心、金龍院ペアの決断。
ラストダンスを踊る土井垣・綾辻ペアの最後の決意、
それを知りなお立ちはだかる咲本ペア。
これだけ多くのキャラクターが想いを持って闘っている。
読者がこれを理解し物語を楽しむには、相当わかりやすく
理解を促さねばなりません。
それを可能にしたのが、各キャラ毎の心情を流れるように紹介する構成と
異常なまでの各キャラの屹立です。
見た目も、性格もかぶってるキャラが全くなく読者は引き込まれるようにキャラクターの一挙手一投足に集中できます。脇役の麹町・倉見ペアですらいい味出してます。
ダンスという躍動的な表現が常に求められる作画が高いクオリティで維持されており、
週刊連載の限界に挑む作者の姿勢が垣間見えます。

果たして、決勝の結果はどうなるのか。
そして次のラテン部門は、、、
まだまだ先が気になる1冊です。












posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする