2017年04月22日

【漫画感想】CITY 2巻(あらゐけいいち)


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第13話「マカベェ」から25話「漫画道」まで収録の第2巻が発売されました。

スタンダードな話から、あらゐ先生独特の間を使った話までギャグ漫画のデパートのような1冊に仕上がっています。個人的に好きなのが第16話「CITY南イレブン」です。サッカーのゴールあるあるから始まり、パターンを踏まえつつ逸脱していって最後には、、という流れがとても秀逸です。幕間のイレブン紹介までクスクス笑いながら読み込んじゃいました。

そして17話冒頭では、父鶴菱が16話の件で立涌を慰めたり、鶴菱が漫画「落胆くん」に出会うなど、一本一本が独立したショートでありながら、すべてがこのCITYで起こったこととしてつながっているのが伝わってきます。モンブラン大学やCITY南大学のモブたちや町の人々も合わさって、ひとつのおもしろい空間を演出しています。この空気感はお笑いのコントに近いです。それが如実に示されているのが21話「ボクらは仲間だ!さわやか3組」です。これは、ひな壇バラエティでよくみる、ヨシモト芸人の集団芸に似ています。個人技より、集団の動きで面白さを演出する手法は、あらゐ先生独特の上手さです。

1巻2巻連続刊行で、3巻まではちょっと間が空きそうですね。連載も読んでいますが、いろんなパターンの話をまとめて読むのがこの作品の正しい味わい方だと思います。次はどんなキャラが活躍するのか、新キャラも出てくるのか、まだまだこのCITYで起こる笑い声から、目が離せません。











posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 10:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

【漫画感想】背すじをピン!と 〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜 10巻(横田卓馬)


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夏の全国大会ラテン部門にて絶対王者咲本・永島組に挑む、八巻・椿組と畔田・仙崎組。
果たしてその結果は、、、、。
そして、その後の彼らを待ち受けるものとは、、、、。


週刊少年ジャンプ2017年11号まで連載していた青春部活ストーリー『背すじをピン!と 〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』最終10巻が発売されました。10巻では、全国大会ラテン部門の結果と、その後の彼らが描かれます。また、2011年46号に掲載された読み切り版『競技ダンス部へようこそ』も収録されています。

大きな試合を終えて終了、というのはスラムダンクを思い出します。スポーツ漫画はやはり、試合が大きな見どころであって、それを描き切って終われることはとても幸せなことだと思います。しかし、もうちょっと読みたかった、というのが正直な気持ちです。作中では2年後、土屋・亘理・藤田世代が3年になり、卒業生はプロの世界で戦っているところまでが描かれます。横田先生もカバー裏でおっしゃってる通り「あとはキャラクター各々と読者の皆様のご想像に」なのでしょう。

ダンス描写が少ないこともあり、10巻そのものが1巻分の長いエピローグのような構成になっています。ただ、とても強い個性を持ち、生き生きと躍動してダンスをしていた彼らの話をまとめるには必要な分量でしたし、それでもなお足りない、もっと彼らが踊り続けるのを見たいという気持ちは尽きません。

LAST STEP「私からキミへ」を読んで、震えました。いままで何度かあった物語転換期の亘理ちゃん視点が大好きなんです。男子視点メインになりがちな本作で、明かされない想いを語ってくれるのがとても印象的で。
そしてはじまるラストダンス。このダンスですじピン終わるんだなと思うとこみあげてくるものがありました。最後は、書き下ろしのスタッフロールとともに描かれるラストダンス。横田先生から、キャラクターとスタッフ関係者の皆さんに送る、感謝の9ページでした。たった数コマで、登場したばかりの御門・麻木組の紹介もし、日ごろ土屋・亘理たちがどんな雰囲気で指導しているのかがわかります。最後の最後までとても巧みな構成で、横田先生の気持ちの入れようが伝わってきました。


横田先生、スタッフの皆さんお疲れさまでした。とても素晴らしい作品をありがとうございました。また、新しい作品でお会いできるのを楽しみにしています。















posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【漫画感想】彼方のアストラ 3巻(篠原健太)


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SKET DANCEのわちゃわちゃ感もそのままに
SFサスペンス要素も加わった本作。
この9人が選ばれた要因や、船員同士の確執も明らかになっていき、、、、


舞台設定があまり明かされてなかったのですが、
ここにきていろいろと判明してきましたね。
こういったシリアスな設定があるからこそ、
逆に日常パートのほのぼのギャグが引き立ちます。
4コマも、彼らの生活の一部だと思うとほとんど本編だと感じられます。

個人的には、ほのぼのギャグやラブコメ要素が好きなので
うまいことSFサスペンスとバランスをとってほしいなと思います。







posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする