2013年10月05日

【ラノベ感想】僕と彼女のゲーム戦争 6巻 

 僕と彼女のゲーム戦争





 1泊2日のゲーム合宿である「学校対抗戦」に参加した現代遊戯部の面々。
 岸嶺以外はみんな女子という状況で、初日の個人戦の日程を終了する。
 その夜、岸嶺は持っていた写真を巡って、天道とぎくしゃくしてしまう。
 そして合宿2日目。チーム戦でゲームをプレイをする中、
 天道は昨夜のことが気になりゲームプレイに精彩を欠いてしまう。
 いつもと様子の違う天道を気に掛ける杉鹿は、
 ゲーム中にチャットを用いて天道に話し掛け、状況を打開しようとするのだが…。
 今回はチームワークが鍵になる団体戦。
 実在ゲームで熱いバトルが展開されるぞ!




■前巻紹介:僕と彼女のゲーム戦争 5巻 
http://0o0o0o0o0o.seesaa.net/article/367759606.html




実在のゲームを使って対戦が繰り広げられるというのが
このラノベの肝です。
創作において、作中作品などを作り込むというのは
かなり労力やセンスを必要とします。
創作ゲームというのも作中作品にあたるところで
特にそのゲームにおいての勝ち負け、攻防などが
見せ場であればなおさらです。
この作品は、実在のゲームを使うことでそこを
クリアし、また読者がそのゲームを知っていれば
よりリアルに感じることができるという利点をうまく使っています。


今回の団体戦に使われているゲームも
有名で、ゲーム好きならみんな知っている
非常に中毒性の高い戦略ゲームです。
普段はなかなかこういう団体戦で
戦略や勝ち筋を考えることは少ないですが
こういう見せ方もあったのかと感心しました。

前巻から続いていた、
写真騒動も少し着地地点が見えた?ような感じですが
本質的には解決してない模様。
各キャラクターが今後
どのように考えて、どのように行動するのか
非常に楽しみです。

次巻は短編集だそうで、直接の続きは
ちょっと間が空きそうですが、
気長にゲームでもして待っていたいと思います^^



posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月27日

【ラノベ感想】のうりん 7巻

  【Amazon.co.jp限定】イラストカード付 のうりん 7 (GA文庫)

 

 ボクの名前は群雲りく。宇宙一かわいいスーパーアイドルだにゃん?
 …けど、ボクのことを宇宙一だってまだ認めてない連中もいる。
 あの女―草壁ゆかが宇宙一かわいいって信じてるヤツらだ。
 どっかの田舎の農業高校に引っ込んだアイツの存在は、
 ボクにとって超目障りにゃ!!弱ってる今がチャンス。
 ちょうど撮影で沖縄に行くタイミングと、あいつの学校の修学旅行が重なった。
  
 農業高校ラブコメディーなのに農業しない!?
 掟破りの第7巻、南の島を舞台に弾けろ!恋愛バトル!!




■前巻記事:のうりん6巻感想
http://0o0o0o0o0o.seesaa.net/article/361210629.html



1月からアニメ化予定ののうりん、最新刊が出ました。
今回は沖縄修学旅行編ということで、
いったい農業高校の修学旅行とはどうなのか?
という観点からも楽しめます。
農業としてのシリアス展開は今回は皆無で
恋愛模様?のようなものだったり
いつものパロネタを素直に楽しめますw

相変わらず、パロディひとつひとつがしつこく(褒め言葉です)
普通、有名な台詞を数行オマージュするのが
ライトノベルにおけるパロディでありますが、
のうりんでは、数ページにわたって
その作品を追いかけ続けます。
元ネタがわからない人は、何やってるのか
なんでこの文字が太文字になってるのか

わからないのではと読みながら不安になるくらいですw

また、挿絵をふんだんに使い、
その構成、見せ方も混みで一冊の作品を作る姿勢は新しいです。
イラストの切符先生は
過激な絵を描きすぎて親に怒られた らしいですが
これからもがんばってほしいですw



1月からアニメ化ということで、すでに次巻の発売日が告知されています。
1月15日発売予定:「のうりん8 ドラマCD付き限定特装版
アニメと一緒に原作も盛り上がって行ってほしいですね!!
のうりんの面白さの大半を占める、パロディと下ネタがどこまで
TVアニメで再現できるのかとても怖くもありますが!w





posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月11日

【ラノベ感想】僕は友達が少ない9巻

 僕は友達が少ない9 (MF文庫J)




  冬の日の夕暮れ。
  友達との本気のぶつかり合いによって前に進むことを決意した羽瀬川小鷹は、
  逃げ出してしまった告白の返事をする。
  それと時を同じくして、
  三日月夜空から隣人部の部員たちに一通のメールが届くのだが……。
  新たな局面を迎えた隣人部は、生徒会と共に
  スキー研修で宿泊する旅館の下見(という名目の慰安旅行)に行くことになる。
  小鷹の迷走によって結果的にもたらされた“外側のコミュニティ"との交流は、
  どんな化学反応を引き起こすのか?
  




8巻から加速度的に展開が早くなってきています。
再び隣人部の面々がロマンシング佐賀をプレイするエピソードも含めて
無駄な展開はなく、緻密に練られた構成であることが容易にわかります。

今まですべての好意を無視してきた小鷹が
すべてを受け入れて、それでどうするか
という
普通のラノベなら最初のスタートラインのような話です。
ヒロインたちも、今までとは違う
冗談の延長線上ではない好意を表現してきます。
逆に、ラノベによくあるハーレムものに近くなった感じがしますが
それは表面上のことで、
いままでのエピソードの積み重ねが、ただのハーレムものより
層の深い感情を伝えてくれています。
恋愛話もありますが、それより
その恋愛を含めてどう友達関係、人間関係を構築、維持するか
ということの苦労やおかしみが伝わってきます。
非常にメタな構造になっていますので、
ラノベが好きな人にはぜひ読んでほしい作品です。


ライトノベルは、その刊行方式から、
最初から完結まで10巻を超えるように話を作ることが難しいのですが
それは平坂先生とMF文庫の信頼でしょうか。
平坂先生とMF文庫の威信をかけた超名作。
その行く末をリアルタイムで読まないのはもったいないです。


posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ラノベ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする