2015年02月12日

【読書感想】神速の麻雀 堀内システム51(堀内正人・福地誠)


 神速の麻雀 堀内システム51


 古き良き麻雀はここまで殺された!

 25歳という若さ、デジタル系の打ち筋で、
 プロ連盟にて彗星のように現れたスターとなるが、
 2013年11月の第30期十段戦の決勝戦途中で、
 あいまいな理由で失格処分にされ、
 麻雀界を騒がせた堀内正人の戦術本 ついに完成! !




帯の「ファストフード麻雀」といい、
すごい攻めている麻雀本です。
前回の『もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編』と同じ、福地さんが編集しているため
気になって購入しました。
福地さんが携わっている麻雀本はどれも新しく、
いままでセオリーとされていたものを覆す内容が多く、
とても刺激的です。


今回は、
手順・リーチ・鳴き・オリ に焦点をあてて
いままでの麻雀本にはなかった考え方を提唱しています。
また、

・プロ連盟 終わりのはじまり (堀内正人 × 加藤博己 × 福地誠)
・プロ連盟が訴えてくることは可能か? (津田岳宏[弁護士] × 福地誠)


という、とても興味をひく対談を掲載しています。
これは是非、読んでほしいですw


どういう選択肢を取るべきかを判断する考え方を
様々なケースに合わせて示しているので、
シャンテン数、打点、待ちの形など
状況別に判断できる能力が付くと思います。
一般的な麻雀本は、知識や方法をインプットしてから
アウトプット(実践で実行する)ことが難しく、
実力に結びつかないことが多いです。
しかし、これは考え方の論旨をしっかり説明してくれているので
麻雀において便利な公式みたいな使い方ができます。
結果論ではなく、期待値、確率を以って
麻雀を打ちたい人にはとても役に立つ本です。



posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月08日

【読書感想】何がなんでも新人賞獲らせます!作家の道をまっしぐら!!(鈴木 輝一郎)



 何がなんでも新人賞獲らせます!: 作家の道をまっしぐら!!


作家養成講座を開催され、ご自分でも執筆されている
現役作家の鈴木輝一郎先生の一冊です。

1冊目『何がなんでも作家になりたい』
2冊目『新・何がなんでも作家になりたい』
そして3冊目の本作です。
まず、作家になるには新人賞がいかに大事か、という導入から始まります。
これだけ数が増えた新人賞くらい、受からなくては
デビュー後の作家生活も侭ならないはずだ、と。

そして、新人賞を受賞しつつ
そのあとのことも考えた小説の実力のつけ方を
しっかり道筋を立てて説明します。

ですが、これがほんとうに厳しいのです。
養成講座で実際に行っている指導や方法に沿っているのですが
様々な場面で、

 この時点で・この指導で多くの人が辞めていきます。

という旨が書かれています。
それだけ、素人が小説(もしくは小説もどき)を書けるように
体力・技術・気持ちを付けるっていうのは難しいのだなと理解できます。
しかし鈴木先生の指導を経て、それを越えて行った方々が受賞し、
これから活躍せんとされていることは
この本に大きな真実味を与えています。
(もちろんもとより自分のような素人が疑う余地もないのですが)



ライトノベル関係は、
読者が作家を目指す流れが多く、
こういったハウトゥー本も多いのですが
このように具体的にリアルに方法論から言及した本は少ないです。
作家を目指している人、新人賞にチャレンジしている人に
是非読んでほしい一冊です。





posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月18日

【読書感想】教養としてのプロレス(プチ鹿島)



 教養としてのプロレス (双葉新書)


東京ポッド許可局でおなじみのプチ鹿島さんの新書。
8月6日発売ですが、自分はその後の評判を聞きつけて
9月に購入し、日々じわじわと日課のようにして読んでいました。

これは2014年時点のプチ鹿島がすべて詰まっている本だと思います。
東京ポッド許可局やその他記事などで見た様々な要素が
渾然一体となって自分に襲いかかってきます。

自分はプロレスについてはほぼ素人なのですが
そういった人間にでもわかりやすく、
基本的には冷静に客観的な語り口なのですが
ところどころであふれる熱量に驚かされます。
冷ややかに向こう側になんか居られるか、
こっち側の興奮を知ってしまっては
、というような気持ちにさせられます。


教養という、生活に必要な知識や素養、立ち居振る舞いを
いかにプロレスから吸収して生きてきたか。
一人の芸人の生き様を描いた伝記ともいえる一冊です。






posted by 棚傘(たなかさ)都市(とし) at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする